ショートメッセージ

クリスマス

「クリスマスって何?」

きらめくイルミネーション。
緑や赤、白や青、金色に輝くデコレーション。
ケーキにチキンにポテトチップ――?

子どものころ、車のチェーンがガラガラ鳴る音が「サンタさんのそりが来た?」
と思って、窓の外を眺めてた。
クリスマスの朝、プレゼントが枕元に置いてあることを楽しみにしてワクワクしてた。
教会学校のクリスマス、日曜礼拝のクリスマス、ギデオン(聖書配布協会)
のクリスマス、商工会議所のクリスマス、そして家庭礼拝のクリスマス……。
いくつクリスマスをハシゴするかをカウントして嬉しがっていた――。

学生時代、京都に引っ越し、「この際だからいろんな教会見ておこう」と思って、
4月から毎週日曜日あちこちの教会をめぐって歩いた。
日本基督教団、バプテスト、メソジスト、ナザレン、純福音、ロシア正教、
カトリックなどなど有名無名の教会をひたすら訪問し、礼拝に出席した。

半年、様々な教会に行きながら、自分の魂がからからにひっからびているのを感じた。

10月、不思議と導かれた宇治キリスト教会(バプテスト教会連合)に腰を落ちつけ、
通うようになっていた。

魂の渇き――毎週日曜礼拝に通うだけでは満たされない、「根差す」
ことの大切を感じた――を覚えながら、
「このまま根無し草的に教会を渡り歩くことはできない。
自分の通う教会を見つけたい。クリスマスをお客さんで過ごしたくない」
と心の中の衝動を抱えながら、神様の導きに従ってその教会に通うことを決めた。

牧師先生はじめ、兄弟姉妹が温かく迎えて下さり、
20年近くたってなお祈りに覚え支えて下さっている。
大学に入学して初めてのクリスマスをその交わりの中で過ごしたことを
今なつかしく思い出す。

当時、新聞配達をし、奨学金を頂いていた(新聞奨学生)。
「ツボイ君、クリスチャンやんな?クリスマス休んでいいで^^」
店長の配慮で、クリスマスの日の朝は新聞配達の休みを頂き、一晩教会で過ごした。
クリスマス・イブから当日にかけ、学生同士で一泊キャンプをした。
礼拝の日、会場として借りていた勤労福祉会館でクリスマス礼拝を捧げた。

……どうして、こんなに「クリスマス」にこだわるようになっただろう?

単に、「○○さんの誕生日」というにはとどまらない意味がある。